お知らせ
2024.07.05
総合メディカル社員 杉浦佳子選手「パリ2024パラリンピック」出場内定のお知らせ(パラサイクリング)

当社グループの総合メディカル株式会社社員の杉浦佳子選手が、パリ2024パラリンピック競技大会のパラサイクリングの選手として出場いたします。

 

杉浦佳子選手は、大学卒業後、薬剤師として勤務しながら自転車競技に取り組んでいました。2013年にはスポーツファーマシストの資格を取得。薬学的知識を活かしてアスリートのサポートや講演活動に尽力していました。2016年、ロードレース大会中に落車し、医師からは回復は難しいと診断を受けるほどの重傷を負うも、懸命なリハビリを重ね、2017年にパラサイクリング選手として奇跡的にレースへ復帰。東京2020パラリンピックにて、女子個人ロードタイムトライアルと女子個人ロードレースで金メダルを獲得。パラリンピックにこれまで出場した選手の中で、「日本人最年長金メダリスト」となりました。

その後も、世界選手権などさまざまな世界大会で優秀な成績をのこし、今回のパリ2024パラリンピック競技大会の日本代表に選出されました。

 


■ 杉浦佳子選手のコメント

パリ2024パラリンピックに向けて、日々トレーニングに励んでいます。

目標は、最年長記録更新です!

苦しいときは応援してくださる皆さまの顔を思い出し、最後までペダルを踏み倒してゴールを目指しますので、応援のほどよろしくお願いいたします!

 


■ 主な成績

2022年5月 出場クラス:C3※1

・UCI※2パラサイクリングロードワールドカップ(ベルギー)

 ロードレース/1位(1時間53分58秒、距離:60.8㎞)

 タイムトライアル/1位(30分34秒800、距離:20㎞)

・UCIパラサイクリングロードWC(ドイツ)

 ロードレース/1位(1時間16分57秒、距離:44.4㎞)

 

2022年9月 出場クラス:C3

・UCIパラサイクリングロードワールドカップ(カナダ)

 タイムトライアル/2位(28分20秒56、距離:17.6㎞)

 ロードレース/2位(1時間33分10秒、距離:52.8㎞)

・UCIパラサイクリングロード世界選手権大会(カナダ)

 タイムトライアル/2位(30分28秒50、距離:18.9㎞)

 ロードレース/1位(1時間45分28秒、距離:58.5㎞)

 

2022年10月 出場クラス:C3

・UCIパラサイクリングトラック世界選手権大会(フランス)

 500mタイムトライアル/2位(39秒557)

 3km個人パシュート※3/2位(4分00秒661)

 

2023年8月 出場クラス:C3

・UCIパラサイクリングトラック世界選手権大会(イギリス)

 500mタイムトライアル/1位(39秒184)

 3km個人パシュート/1位(3分56秒949) 

・UCIパラサイクリングロード世界選手権大会(イギリス)

 タイムトライアル/3位(26分59秒23、距離:17㎞)

 ロードレース/2位(1時間54分15秒、距離:62.4㎞)

 

2024年5月 出場クラス:C3

・UCIパラサイクリングロードワールドカップ(ベルギー)

 タイムトライアル/2位(16分26秒559、距離9.85㎞)

 ロードレース/2位(1時間31分00秒、距離:49.25㎞)

 

 

※1 運動機能障害クラス

※2 国際自転車競技連合

※3 個人で競う「追い抜き」

 


■ 関連リンク

パリ2024パラリンピック競技大会におけるパラサイクリング日本代表選手・スタッフの決定について(一般社団法人日本パラサイクリング連盟)

 

パリ2024パラリンピック日本代表選手を一挙紹介(日本財団パラスポーツサポートセンター)

 

杉浦 佳子選手 自転車競技 | 彗星のごとく現れたロードの女王(日本財団パラスポーツサポートセンター)